世界に架ける虹の橋。

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先週の土曜日、子供たちの文化祭がありました。

中学部の劇。

本当に話の内容もパフォーマンスも素晴らしくて。

 

今年のスローガン、「 全信全励 ~我らが繋ぐこの瞬間~ 」。

全身全霊・・・心と体の全てでもってという意味。

 

この意味を踏まえつつ、自分たちの仲間を「信じ」、苦しい時は「励まし」あいながらこれまでにない最高の文化祭を作り上げようという思いを込めて名付けられたそうです。

とても素敵な言葉だと思います。

 

中学部の劇のタイトル「世界に架ける虹の橋」。

日本の中学校にひとりの女子転校生が来ることから始まります。

イギリスからの転校生。

日本人ですが、海外からの帰国子女ということで、表現の仕方で周りとの温度差が出てきます。

文化祭でのクラスの研究発表のテーマ決めでぶつかりますが、転校生の彼女の提案が通りました。

このクラスは、パキスタン出身のマララ・ユスフザイさんについて取り上げることを決定。しかし、資料は英語。

英語ができることを鼻にかけていると受け取るクラスメートと次第に距離が空いてしまいます。

マララさんのような人権問題を取り上げる必要がどこにあるのだというクラスの一部の生徒達の思いと、転校生の彼女の思い。

そんなある日、どうして彼女がそのことを取り上げようとしたのかみんなが知る日が来ます。

 

この劇には、二つのポイントがありました(あくまでも私の感想です)。

・日本人から見た帰国子女への偏見

・マララさんが行ってきた活動そのものについて知る機会

 

日本は島国で、以前よりは一部の地域では多国籍の人の集まりの場が増えてきているとは言え、どうしても国籍としては日本人ばかりの学校がほとんどです。

自分の主張は控えめにして、言わなくても察してくれる、なんとなくわかってもらえる、そんな国民性。

周りと違うことを違和感として受け止めがちで、尊重しにくい環境。

個を尊重しにくいので、能力がある人へのあたりがキツくなりがち。

 

そんな自分たちの国民性に、生徒たちが気づいていくのです。

海外から戻ってきた、英語ができるというだけで受け付けにくい。

でも、その奥には「嫉妬」というよりも、「純粋に羨ましい」という思いがあることにも気づいていきます。

マララさんの話を知って、毎日学校に行けることが決して当たり前ではないということ。

人権問題が自分たちの生活とは全く関係ないところにあると感じていることこそ平和ボケで、いかに自分たちが恵まれているか全く感じられていなかったことも。

 

イギリスは世界で一番多国籍の国。

そんな国にいれば、まずは自分の意見を伝えること、そして相手の意見を聞いてお互いの国民性を知ることからまずは始まるということ。相手も同じ国の人ではないというところからコミュニケーションが始まるのです。

そんなところから来た彼女のコミュニケーションの仕方だった。

 

そうして、自分たちを振り返る時間を持ち、彼女と文化祭を作り上げようとしたとき、また彼女はイギリスに帰ることになってしまいます。

 

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息子の目指す高校は、海外留学のコースがあるので帰国子女の受験も多いです。

ですから、こういうところから戻るということについては何も心配していません。

気がかりなのは娘です。

勉強が苦手なので、私立受験という感じではなく、公立に戻ると思っています。

だから、帰国は最初珍しくて、からかわれるよと言われているのです。

 

それは、よくわかります。

自分の時もそういう子いたし。

周りも意味なく「英語なんかしゃべってみて」とか言いましたし。

劇の彼女には唯一、いつも一緒にいてくれるお友達がひとりいました。

そういう子に出会えればいいなぁとかそんなことも思いつつ、劇をみていました。

 

帰国子女となる子供たちならではの台本でした。

マララさんのお話は、次回に。

恥ずかしながら、私、マララさんのことを子供たちに聞くまでは詳しくは知らなかったのです。

 

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日曜日にお届けしたメルマガ。

どうしても不思議なんですけどね、メールがたくさんくる時って本当に重なるんです。

今回のメルマガも、皆さんそれぞれの心に届いたようで、返信をたくさん本当にありがとうございます。

 

深まる秋を楽しみに、明日からまた頑張りましょうね。

 

 

いつもありがとうございます☪