レメディは痛みにも効くの?
レメディと聞けば、一番最初に思い浮かべるのは感情へのケアではないでしょうか。
毎日の生活が引き金となって出てくる不安・イライラ・落ち込み・怒り・悲しみ…。
でも、このバッチフラワーレメディを開発したバッチ博士は、もともとはお医者様。
病気や怪我で苦しむ患者を救うために、何を目指してここにたどり着いたのでしょうか。
病気ではなく患者自身を扱う
医者として薬と患者と病気と向き合いながら、その治療法を探し求めたのです。
そこで、病気そのものを治療するということに疑問がわいてきた博士。
同じ病気になっても、患者さんの心持ちや性格で大きくその病気の進行具合も違うことに気づきました。
病気以上に、その患者の心をケアできる方が大切なのではないか、と。
彼自身、自分の気質に合わない工場での仕事をしているときなどは体調を崩し、精神的に幸福を感じられないときは身体も苦痛に感じることを経験しています。
そして、ロンドンホメオパシーを扱う病院で、病理学者と細菌学者として仕事ができるようになった時、ホメオパシー創設者、ハーネマンの著書を読むように言われます。
そこで、自分が目指す治療法を改めて感じたのです。
ハーネマンの言葉とバッチ博士の理念
” The patient is the most important factor in his healing . “
このハーネマンの一節から、自分の目指すべき医者としての理念が間違っていないことを強く感じ、研究の方向性を見つけたバッチ博士。
その後の研究でこんなことに気づきました。
All the patients suffering from the same emotional difficulties needed the same nosode(※), irrespentive of the type of physical disease.
Those patients who were subject to violent emotional outbursts , brain storms, all neede the same nosode. Those who were nervous,apprehensive,again all needed another but the same nosode , no matter from what physical complaint they suffered.
打ち込んでるのでスペル間違いがあったらごめんなさい。
患者が癒されるために一番重要なのは患者自身。
in his healing =患者が癒されるものは患者の中にあるのですよね。
同じような感覚で苦しんでいる患者にはすべて同じノソード(※)が必要だった。
身体的な問題のタイプ(=病状)にかかわらず。
激しく感情が噴き出すひと、頭の中であれこれ考える人、みんなそれぞれ同じノソードが必要だった。
神経質で、受け身の人たちもまた、同じく、彼らが苦しんでいる病状が何であれ、同じノソードが。
=あくまでも私の訳です=
※ノソードっていうのは、ホメオパシーの中での言葉。
病理組織や病原体からできたレメディがあるのです。これらは病原体からできているから、それらが原因となる病気の予防や治療などに役立てられます。
わかりやすい例だと、インフルエンザですね。
捻挫をした患者の場合
普通の診察は、湿布をもらうでしょうね。痛み止めももらうかもしれません。
こんな風に、この症状、病状にはこの薬ーーーそういう治療ではなく、捻挫をしたことでその患者がどういう精神状態に陥っているかを診断するのです。
・「仕事をやすむなんてできない、早く治してほしい!」という⇒バーベインやインパチェンスを。
・痛いのに我慢して「大丈夫」って明るくする⇒アグリモニー。
・「ねぇ、こんなに大変なのよ」って誰にでもあれこれ話して心配してほしい⇒ヘザーやチコリー。
・「なんでこんな目に遭わなくちゃいけないの…」とどっぷり暗くなってる⇒ウィロウ。
レメディショップMANGATA Creature Comforters バッチフラワーレメディページ
病状に対してどんな風に向き合ってるかで処方する方法は違うということです。
そこから、患者さんのその体の不調に対する向き合い方をサポートして、最終的に体の痛みへの治療につながるという考え方です。
だから、病気ではなく、患者自身を扱う、という言い方になるのですね。
痛みについての記述もたくさん
病気や怪我でバッチ博士を訪れる人がいるのですから、彼の本には実際に痛みを抱えた患者さんの話がたくさん書いてあります。
バッチフラワーレメディはお薬ではないので、誰でも自分で選んで飲めるんですけど、本来は痛みがある時にも使ってもらえるということです。
ただ、医薬品ではないということで痛みについての記述は少なくなっています。
風邪をひいてるときや、リューマチなど身体のどこかに痛み・不調がある時。
その時の気持ちを見つめて、少しでも早く回復できるようにサポートしてもらってくださいね。
体調が悪くなった時のあなたは?
・それでも頑張ってしまう
・仕事や家事のことが気になってイライラする
・本当はあれこれ思うし苦痛なのに心配かけまいとして明るくする
・かまってほしくなる
・意気消沈し、現実逃避したくなる
・色々とその病気について調べる
・とにかく不安でいっぱいになって悪いことをあれこれ考えることに時間を費やす
健康な時にも自分がどんな気持ちを持っているか、少し考えてみるのもいいと思います。
それが、あなたのタイプレメディーですから。
今回の引用はこちらから。