自分がマジシャンだったの、忘れてた。
今日もご訪問ありがとうございます☪
5日は双子座で上弦の月、ですね。
今日は、OSHO禅タロットのお話し。
ロンドンにお住まいの方にお申し込みいただき、久々に対面でのセッションをさせていただきました。
3本の柱セラピー。
今回は、ご主人様との関係と、ありたい自分の保ち方がテーマになりました。
どんな大変な時にも、その中でも喜びをみつけようとしてきた彼女。
でも、心は確かに疲れていて。
過去世に出ていた「重荷」のカード。
私にも出たこのカードは、自分さえ我慢すればいい、期待に応えていればいい、とどうしても自分をさて置き周囲の存在のために頑張ってしまうことがパターンとして持ち続けていることが出ていました。
ご主人様との関係で、これだけ疲れちゃってる。
でも、頑張ってやってきて前向きに過ごそうとも思ってる。
でも、何度も感じる「私何やってるんだろう、なんでこんなに言われなくちゃいけないんだろうな」という思い。
彼女は、これからもご主人様と一緒にやっていきたいと思っていて。
でも、どうしていいかわからない。
彼女の魂が望んでいること、目的。
この、トランスフォーメーションは、タロットでいう死神です。
重荷を背負いがちなパターンを終わらせたい、そんな変容を遂げたいと思って今世生まれてきてる。
そしてまた、このトランスフォーメーションは、タロットでいう4つのスートを全部持っています。
情熱のワンド、思考のソード、感情のカップ、経済基盤や現実を示すペンタクル。
そう、マジシャンですね。
だからこそ、「 変容 」を起こせるのです。
「 え、私、マジシャンで、何でも思うようにやれるってことですか? 」
そうですよ。
「 でも私、バカだし、何でもなんてやれないです 」
なんでそう思うのでしょう。
誰かにそう言われたのかしら。
「 主人に、お前はダメだなぁ、なんにもできてない、なんでこんなのもわからないのって言われてばかりで…。物覚え悪いし。 」
それをバカというなら、私もバカです。
私、記憶力すごく悪いです。
数字は特に覚えられません。
人の名前も覚えるの苦手です。
物覚え悪いのとバカとは違うと思うけど。
すっかり、自分で自分をバカで何もやれないと思うようになってしまっていらっしゃいました。
結婚して、相手からの言葉や態度でプレッシャーを感じたり、自分に出来る以上のことを強いられてると感じるようになってしまうのは、これまでの過去世の影響も。
※ここは、誰からその課題を感じるかは人それぞれで必ず影響する人は配偶者とは限りません。
そんな流れも全て、断ち切りたいよって思って生まれてるのにね。
ご主人様に、そんな風に言わないでということはされてきましたか?
「 そういう言い方やめてということはあります。 」
全部ではないけれど、気持ちを伝えることはされているようでした。
では、どうやったら、この重荷を下ろせるのか。
まず「今」できることをカードにたずねました。
最後に引いた1枚。
~SORROW 悲しみ~
ご主人様に言うとき、「その言い方やめて」だと、「なんだよ、だってできてないから言ってるんだろ」となりませんか。
なんでやめてほしいのか。
あなたは悲しいのですよね。
あなたなりに頑張って、でもわからなくて、できなくて、なるべく自分でやろうとしてからご主人様に助けを求めてる。
それでも、「お前ダメだなぁ、前も言っただろ」と言われる。
ダメダメって言わないで欲しいのは、言われる度に自分の無力さをいつも感じて、私はバカだからと卑下しかなくて、悲しいからではないですか。
伝え方、ではないでしょうか。
あなたの悲しみとしての訴えだとは、ご主人様は感じていらっしゃらないのでは?
「 そうかもしれません…。やめて、嫌だ、と言う言い方ですから、悲しいとは言っていません。
そんな風に伝えるようにします。」
それでも、これまで散々自分はバカだしと思ってきた彼女。
最後にこう聞かれました。
「 私、本当にできるんですか? 」
できるでしょう!
トランスフォーメーションのカード、マジシャン、死神。
いろんなカードからあなたの可能性、感じてください。
そして、苦しいカードもあなたの心の声だと思って感じてください。
彼女は、手で顔をおおって泣きました。
でも、少しして、こんな風におっしゃいました。
「 あ、でも結婚するまでは私、なんだか色んな事に根拠のない自信があったんです。
私、大丈夫やろ、やれるやろって思ってたの、思い出しました! 」
そして、実際になんとかなってきたのだそうです。
「 そっかぁ、私、マジシャンだったんだ。あ~、なんか、わかります。 」
思い出したのね、マジシャンのあなたを。
OSHO禅タロットにはマジシャンそのものはないので、私がそのようにお伝えしたまでですが、1枚のカードから私が見せたいと思うもの、つながりがあると感じるものはどんどんお見せしていこうと思っています。
色んなカードとふれあうからこそ思い出す言葉や、イラストがありますから。
西洋も東洋も越えて、カードという存在を通して話せること、できればと思います。
実際のセッションでは、どのカードも全て1枚ずつ見ていきますからね。
その中でもpointとなるところをこうして掘り下げていきますよ。
対面でのセッション、お声かけくださってありがとうございました。
やはり、対面っていいですね。
皆さん、いつもありがとうございます☆彡