娘の生理痛・頭痛：経絡による治療法。
経絡からのアプローチ
今回は経絡による治療法。
夏休みに行けるようにと先月から予約してあった治療。
その前にアレルギーが脳に影響していることが分かったのですが、ここはまた違うアプローチなので行くことにしました。
アレルギーがわかった時の記事はこちら ⇒ 娘の体調不良とアレルギー。
診察の前日、かなり遅れて娘の生理がきてしまいました。７月はこなかったのでいつ来るかな、でもお腹がしくしくしてきたからそろそろかなと話していました。
いつもはそんなに量が多くないのですが、今回は骨盤矯正にいって広げてもらったのもあって少し量は増えているようでした。
骨盤が閉まりすぎていると、経血を押し出すのに力がいるので痛みも強くなるらしいです。
教わったストレッチをやっています。
もうねぇ、夏休みは色々やってみています。
当日の朝はとにかく生理痛がつらそうで、やっぱりトイレにこもってます。
8時半の電車に乗らないと間に合わないのだけど、とても無理そう。
でも、私としてはせっかく予約がとれたので、どうしてもここに連れていきたい。
それで、タクシーを呼ぶことに。
車で1時間の病院…。いくらかかるんだろうと思いながら(;´∀｀)
タクシーではお腹にレイキを。娘はすぐに眠ってしまって、病院に着くまでずっと起きなかったので良かった( *´艸｀)
診察の時間まではお腹が痛くてずっとさすってました。
予約制なので誰もいなくて。ソファでゆっくり座れましたが痛みが強くて娘はイライラ。
「こんな日に来なくてもいいのに。タクシー代のこと考えたら、キャンセル料半分払っても、そっちの方が安かったじゃん。」って。
もうね、カッチーンときました笑
「でもね、痛い日だからいいんだよ。痛みがない日にやってもらっても、良さがわからないかもよ。ここまで通うには、あなたがここに来る意味がわかってないと、面倒になる距離だし。」
「痛い日は困る！」
「そうだよね、ごめんよ。」
なんで謝ってんだと思いながら、事前に見てくださいと言われた治療の説明のVTRを見て待ちました。
脳下垂体・脳幹の治療
まずは問診。
症状を色々と話して、婦人科や頭痛外来に行ったことを伝えました。
どこの経絡を通して治療するか説明するために、先生が症状と関係する場所をホワイトボードに色々と書いてくれます。
これがね、わかりやすかったんです。
【間脳】
・手が冷える、足が冷える・・・視床下部
・アレルギーが出る・・・下垂体
・生理痛・・・下垂体
・生理不順・・・下垂体
【脳幹部】
・頭痛・・・三叉神経（５番）
・肩こり・・・副神経（11番）
・下痢しやすい、便秘、むかつき・・・迷走神経（10番）
・めまい・・・内耳神経（8番）
これを図で見るとこうなります。
赤線を引いたところが先生に指摘されたところ。
京都の先生に異常があると言われた場所と全く同じです。
やっぱり、脳。
婦人科にもいって、卵巣の腫れや子宮内膜症についてもみてもらってるのですが問題はなく、オーリングでも子宮や卵巣は異状なし。
この先生も「症状は下腹部だけど、原因は脳だね。」と。
脳下垂体と脳幹に「橋」「延髄」という場所があり、娘はここを治療しましょうとのこと。
色々と調べましたが、わかりやすい図がこれかなと思います。
大脳などは異状なく、赤い点線で囲ってある部分をアップにしたこの部分がきちんと機能していないようです。
間脳、中脳、橋、延髄には色々な神経が通っていますね。
先生が書いてくれた番号が記載されている図がありました。
生理痛は脳下垂体、頭痛は脳幹ということですね。
西洋医学での検査をして、何も異常がなくても症状としては明らかに不調があるとき、やはり東洋医学の世界はすごいなと思います。
これだけ痛みがあると、頭がモヤモヤして、でも原因もわからないという「Brain fog（頭に霧がかかった状態）」になっているそうです。
説明を聞く間、娘はお腹が痛くて、ずっと前かがみで聞いていましたが、このBrain fogという言葉には反応していて。
「そうそう」って感じで先生にうなずいてました。
説明の後、横になって治療。
治療する経絡に25分ほどレーザーを当てました。
最初は腹部と顎を同時に。次に腹部と喉、そして最後に腹部と胸線あたり。
起き上がって廊下を少し歩いて身体を動かします。
この時点で娘は背中を丸めることなく、真っ直ぐ立てるくらいに痛みが緩和されていました。
本人が一番驚いていました。
そして、今度は手のひらの経絡や、足の経絡を棒で刺激。
私も色んな治療をみていますが、初めてみる器具でした。
娘は、頭が段々クリアになるのがわかったようで、「痛みは残ってるけど来た時のようなひどい痛みではなくて、一番は頭がすっきりしてます」と答えていました。
先生は、「そうそう、これね、頭が冴えてくるんですよ～」っておっしゃってました。
初診は1時間くらいで終了。
問診をとても丁寧にしてくださって、そこから考えられる神経を書き出して治療する神経を教えてくれます。
行きにお世話になったタクシーのおじさん。
帰りも待っててくれたんです。
２時間くらいかかっちゃうかもなんで…と言ったのですが「こんなにお腹痛かったらタクシー拾うのも大変でしょ、雨だし。」って。
お言葉に甘えて帰りもお願いしました。
娘ね、パジャマみたいな恰好だったんですよ。もう、痛くて着替えられなくて。
お孫さんが高校二年生の女の子で、同じような雰囲気らしくて、娘がかわいそうで気になるって(笑)
お迎えに来てもらった時にはまっすぐ立って歩いていたので、「治療が良かったんだねぇ」って喜んでくれました。
「生理の日に予約ができてて良かったんだよ。治療の効果がわかるからね。」って先生に言われました。
ほんと、連れていって良かった。
娘は大変でしたけど…。
帰ってきた時は、「おか～さん、連れていってくれてありがとう」と言える余裕がありました( *´艸｀)
痛みは全くゼロになるわけではないですが、かなり改善しているので、刺激する経絡があってることがよくわかりました。
これで、本人も行った方がいいと体感できたみたい。
生理痛だけでなく、頭痛も様子をみていきたいと思います。
人体に流れるもの
人の身体には、色んなものが流れています。
血液・リンパ液・ホルモン・神経伝達回路…
すべて目に見えるものばかりではありませんが、この流れがとても大切なんだとおっしゃってました。
この流れをきちんと起こしてあげること。
薬や注射は一切いらない。それが、この治療でできること。
子宮頸がんワクチンの副作用で、下半身に震えやしびれが出ている女性の治療なども効果をあげていらっしゃいます。
娘はこれからひとまず1か月は、1週間に1度のペースで通います。
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先生が娘に、「経絡って面白いでしょ。よかったらこれから勉強してお医者さんにならない？」って笑笑
私が勉強したいなぁと思いました。
ホント、こういう世界を知って治療してもらうことで救われる人、たくさんいるよね。
理屈じゃなくて、原因がわからない痛みがなくなって普通に歩けたり動いたりできること、幸せだものね。
今回もお読みくださってありがとうございます☆彡
この後のお話しは調味料。
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