イギリスでの生活。

バッチ博士が4年間暮らした場所、CROMER(クローマー)。

いつもご覧くださってありがとうございます☆彡
今回は、帰国直前に訪問が叶ったCROMER(クローマー)についてお届けします。

イギリスNorth NolforkにあるCROMER

バッチ博士の生まれはバーミンガム。
バーミンガム大学の医学生となり1912年、医師の資格を取得。
1913年から1918年までユニバーシティ・カレッジ・ホスピタルに在籍して多くの患者さんを診察する中で人の性格、感情というものと病気との関連性を考えるようになります。
1917年、胃腸ガンと診断された時、自分がしたい研究に没頭。
その後、体調が良くなったため、身体と気持ちのつながりについてさらに研究を進めることを決意します。

1928年、インパチェンスとミムラスを見つけます。
ユニバーシティ・カレッジ・ホスピタルでワクチンの研究もしていたバッチ博士は、この2つでレメディーをつくり、性格を鑑みながら患者に使用します。
これが、とても効果があることがわかり、クレマチスを追加。
それまでの治療法をやめ、この3つでの治療を開始します。
その後、人の性格について研究しそれに合うレメディーを探すことに専念することになります。

1930~1934、バッチ博士はクローマーで暮らします。
レメディーの花を探しながらなので、1年のうちの数か月をクローマーで過ごされたようです。
クローマーを去る1934年までに19のレメディーを見つけ出していました。

ロンドンからは車で3時間ちょっと。
クローマーにある、CROMER MUSEUMにも行きたかったので、最初にそこに向かったのですが…。
途中で見覚えのある景色が。
バッチ博士が暮らしていたアパートと海の景色。
レメディーのサイトで見たことがあった。

車を停めて細い道を渡ったら、目に飛び込んできました。
ここ!
blank海と左のアパートの並び。
この中の1つがバッチ博士の家。
さぁ、どこでしょう。

Homeopath & Spiritual Writer

歩いていくと、お目当てのマークが。
blankバッチ博士がここに住んでいたよっていうクローマー市の目印。
彼のこと、CROMER MUSEUMで見れるよって書いてありますね。
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CROMER MUSEUM & Red Lion

バッチ博士の家からCROMER MUSEUMまでほんの数歩。
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バッチ博士についての説明、ここにありました。blankここは、バッチ博士がビールを楽しんだパブ、Red Lion。
本来は道路わきにメニュー看板が出ているのですが、この時は工事中。
Red Lion、撮ってきました。
blankご家族でどうぞ、わんこもどうぞって書いてありますね( *´艸`)
blankCromerは海辺の町。
1933年のこと。
嵐の中座礁した乗組員を救うHenry Bloggたちの姿を見て、すぐに家に戻り、5種類のレメディーをブレンドして救出された乗組員に使いました。
これがレスキューレメディーの始まりです。
この時は、クレマチス・ロックローズ・インパチェンスの3種類。
Henry Bloggは、”the greatest of the lifeboatmen”と呼ばれる船乗り。
その彼が救助した、恐怖と絶望の淵にいる乗組員をレメディーでサポートしたのでした。
この後、チェリープラムとスターオブベツレヘムを発見。
それらが追加されることで現在の5種類のブレンドがレスキューレメディーになっています。

最後にもう1枚正面から。
左のベンチに座って、みんなが心と身体のバランスを健全に保てるためのレメディーのこと、まだ見つけ切れていない性格やレメディーのこと、考えていたのでしょうね。
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バッチ博士の家の向かい側の景色も。
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バッチ博士の晩年

1934年、クローマーを離れたバッチ博士は、マウントバーノンのブライトウェルという場所で余生を過ごします。
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そこから亡くなる1936年まで、さらに研究を続け19種類のレメディーを見つけ出します。
こうして合計38種類(レスキューレメディーを入れると39種類)のレメディーを完成させて生涯を終えました。

マウントバーノンの晩年の住処は、今はバッチセンターとして残っています。
私が2016年にイギリスに引っ越して最初におとずれた場所です。

参考記事:バッチセンター、再び( *´艸`)

今回は、帰国直前にもうひとつのバッチ博士のゆかりの地に訪れることができました。
バッチ博士が見ていた同じ景色をみれたこと、本当に幸せでした。
日本に帰っても、引き続きバッチフラワーレメディーを知ってもらえるように頑張って活動していこうと気持ちを新たにしました。

帰国前にアップできること、良かった。
写真、少しでしたが楽しんでいただけたら嬉しいです。
いつもご覧くださってありがとうございます☆彡

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