細胞診から組織診へ。
8月に入ってから気づいた乳頭からの出血。
その時の様子はこちらの記事で。
専門医を紹介されたのは、ジュビリーLINEのセントジョンズウッドにある病院です。
このセントジョンズウッドは、あのビートルズの有名な横断歩道のジャケットの撮影場所。
アビーロード、ですね。
駅にビートルズのグッズを販売するコーヒーショップがありますよ。
=セントジョン&セントエリザベス病院=
私の先生はこの方。ミスター アル・デュバイシ 氏。
MR MUHAMED AL-DUBAISI(リンク先に写真があります)
1回目)触診。出血があるため、その日のうちにマンモグラフィー・針生検(細胞診)
2回目)採血
3回目)針生検の結果C3。MRIで異常確認とのことで、細胞診だけでは診断できず。
この日のうちに、組織診を。
このような経過で、針生検(細胞診)から今度は組織診を行うことになりました。
とにかく当日やってくれることが多いので驚いています。
本当にありがたいです。
イギリスでは乳がんが多いので、検査は割と早いらしいです。
私は出血しているので、余計ですね。
先生の話をきいていると、日本語としてはこれなのかなと思っています。
前回よりも広い範囲で麻酔。
乳房の下部を5カ所切って組織を採取。
その5カ所にそのあとクリップを埋め込みました。
後日その腫瘍を取り出す手術となった場合、目安にするためなんだそうです。
もし手術はせずに経過観察にする場合は残したままですが、そのまま埋め込んだ状態でもMRIは撮ってもいいし、空港での金属探知機には引っかからないらしいです。
とにかく、痛いです
右胸なので、やっぱり利き手の腕とかとか使ってるんですよね。
包丁で切るとか、知らず知らずに力を入れている作業が痛みます。
木曜日に切開したので、金曜日のお弁当はおにぎりでいいからと主人が言ってくれたのですが、娘は写生大会。
せっかくみんなで外で食べるのにひとりおにぎりだけってねぇ…。
痛み止めの薬が効いていたのもあって、2人のお弁当、作れました。
良かった^^
洗濯かごを3階に運んだり、お米洗ったり、息子が色々とサポートしてくれてます。
かばん持ったり、なんでも持つのは右手ですね。
休むのも、横になると引き攣れる感じがするので、座ってる方が楽に思います。
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St John& St Elizerbeth 病院の先生も看護師さんも本当に親切です。
単語の確認や、わからないこと、何度聞いてもしっかり聞いて答えてくれます。
組織診を担当してくれたのはトム。
こちらは病院のサイト。
Fine Needle Aspiration and Core Biopsy
ちょっとフェミニンなトム。
私が英語のニュアンスがわからなくて何度も質問するのですが、しっかり顔をみてうなずいて時間をとって言葉にしてくれました。
前回の針生検とは違う先生なので、腫瘍の場所の確認やMRIの検査結果をみながら場所を探すのに少し時間がかかって。
「Tricky.」何度かトムが言いました。
トリッキーって、日本語だと「奇をてらってる」とか「引っかけ」みたいなニュアンスで使いますね。
でも、それを組織診の先生が言うとも思えず笑
英英辞典より~requiring skill or caution : difficult to do or deal with~
スキルを要する、難しい、扱いにくいってことのようですね。
乳管には血液があって、異常を起こしてるのはわかるけど、腫瘍の場所がすぐにみつからなくて。
エコーを見ながら、「この辺が abnormal なんだよね、MRIでもここが abnormal だったよ。でも、ここには腫瘍らしきものはないよね。」って言ってくれるんですけど、アブノーマルって、なんか日本語だと微妙ですよね( *´艸`)
異常・普通ではないってことなんですけど。
クリップ5つ埋め込む瞬間がすごくびっくりでした。
バチン!ってホッチキスみたいに打つんだけど、ホッチキスみたいに身体を挟んでるわけではなくて、切開した場所に何か入れて弓矢みたいに打ち込んでる印象。
1回目、衝撃で身体がビクンと動いて焦った💦
看護師さんが「You do really brilliant. Excellent .」って、途中でたくさん褒めてくれるの。
大丈夫?って何度も確認して。
乳房のエコーを見ている時は主人も横にいて一緒に確認していたのですが、いざ切開となるとトムが「旦那さんは外でもいいよ。見ていて気持ちいいものではないから。」って。
主人も外に出たかったようで、喜んで出ていきました笑
クリップ止めが終わって、ようやく終わったとホッとしてたらマンモグラフィーをとるとのこと。
え~…、またあの痛いのやるの?ってトムに言ってしまった(;´∀`)
そしたら、「クリップがちゃんと必要な場所に止まってるか確認するだけだから、前回みたいに強くプレスしないから大丈夫」って。
まだ麻酔効いてたと思うけど、もうすでに痛かったの。
2カ所マンモグラフィーをとってようやく終わり。
「Keiko , well done! You can go home now♪」
帰っていいよ~って言われても、めっちゃ痛いんですけど。
病院ロビーに向かうと、急ぎ足で帰ろうとしてるトムと会いました。
「もうトムに会うことはないの?」
「もうこれ以上の検査はないから、ないと思うなぁ。All the best !
You are really good patient , good to meet you .」
手を差し出してくれたので、握手をしてお別れしました。
急いでたから、予定があったんだろうなぁ。
検査が始まったのが17時過ぎだったので、早く帰りたかったんじゃないかなと思います。
デュバイシ医師が、「MRIを確認した後、仲間のトムに急遽、今日の組織診をお願いした」っておっしゃってたので、無理に入れてくれたんだと思います。ありがとうございます。
また来週、この結果を聞きに行きます。
良性の確定ができたら、今度は今できている腫瘍を摘出するか経過をみるかを決めなくてはいけません。これは摘出してもまたできちゃうようなものなんじゃないかと思うので、そこは次回デュバイシ医師に確認しようと思っています。もうどこも切りたくないなぁ…。
痛みには強い方だと思うけど、痛すぎるよ。
今はC2とC4の境目。
大きな違い。
乳がんの可能性は限りなく低いのだと思いますが、良性であっても、腫瘍が出血を伴う悪さをしているのは確か。
今後日本に帰ってからのことも含めて、どうしていけばいいのか、きちんと話しを聞いてこないといけないですね。
去年は秋に乳がん検査を受けなかった私。
2学期に入ってから、日本の高校の寮に入っていた息子が自律神経失調症になり、学校に行けていなくて。
時差がある学校との連絡や心配ですっかり後回しになっていました。
一昨年はマンモグラフィーとエコーの検査を受けてたのですけど、そこからの2年間で腫瘍ができたんですね。
ほんと、皆さんも検診はしっかりしてくださいね。
自分のことを後回しにしがちな忙しい時、悩み事に心をとらわれている時こそ、です。
いつもありがとうございます☆彡
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オープニング:病気、生きることについて考えた2週間弱について。
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みてくださった方全員に当てはまるわけではありませんが、少しでも選んでもらった番号から参考になることがありますように。