息子の休学と7本のレメディーたち。
先日のロンドンに戻る飛行機には息子も一緒でした。
2学期以降色々とあって、休学することを決定。
ここは、アメブロに。
アメブロ:息子の休学
ロンドンに戻ってからレメディーを息子と一緒に選びました。
7種類のうち、私と一致したのはなんと6種類。
私が選んでいなかったのはオーク。
これはかなり意外でした。
ウォルナット
環境の変化についていけていない、これまでのしがらみから抜け出せない気持ちから、柔軟に状況に対応して変化に適応するエネルギーをくれるレメディー。
人生の中で、環境の変化って幾度となくあります。
大きな節目じゃなくても、自分が変化したい、今までとは違うパターンでやってみたいという時に、思い切って飛び込めない時ってあると思います。
自分にはこれが一番必要みたいだと話してくれましたが、息子は結構長い間このレメディーに反応していますので、いつも飲んでもいいものなのだろうなと思っています。
心の落ち着きをくれるようです。
アスペン
漠然とした不安へのレメディー。
息子は夜がとても怖く感じます。オカルト世界への恐怖心や「死」について考える時にも。
息子は「死」や「事故」などについて夜になると色々と不安が強くなり、とても怖く感じるのです。
寮で眠れなかったのも、家族を心配するこの気持ちが大きかったと話してくれました。
何かあるのではと、ネガティブで最悪の状況を妄想してしまいがちな人へのレメディーです。
少し霊的な世界とつながっている世界のレメディーですので、必要以上に「何か」を感じたり、怖く思いやすい人にいいですよ。
ミムラス
理由がはっきりわかっている不安へのレメディー。
「家族に起こる事故や病気」「自分のこれからについて」など、自分が不安に思う対象がはっきりわかっている場合へのレメディー。
ちょっとしたことが大きな不安につながってしまう人にはおすすめです。
このミムラスは、モンキーフラワーと呼ばれ、明るさを取り戻す黄色いお花。
山羊座のレメディーです。
この子は、本当に綺麗な水辺で咲くので今はイギリスでも限られたところで生息します。
条件によっては水の中に咲いていることもあるのですが、そういう時も果敢にその環境に向き合う強さがあります。
恐怖や心配よりも、人生への愛を大切にできるようサポートしてくれます。
レッドチェストナット
これも不安へのレメディー。
これは、対象がうんと狭くなり主に「家族」などのとても近い関係の人に対する心配が強い時へのレメディー。
家族を思うあまり、自分の意識が「心配」となって家族に向かってしまいます。
心配されているエネルギーを送られる側が、本来は大丈夫なのに自分も心配になってしまうことも。
過度な心配のエネルギーではなく、信頼して見守るエネルギーを届けられるようにサポートしてくれます。
母親が子供に対して持つ「心配」が一般的には印象的ですが、お子さんが家族を心配するので使われている場合も多いですよ。
ワイルドローズ
無気力、無力感へのレメディー。
これを秋からずっと飲んでほしかったのだけど、飲まずに飾っていただけ。
飲む気力もなかったのですね。
ただ、自分で改めてこれを選んで、ようやくこのレメディーが私から送られていた意味が本当にわかったようです。
しんどい時は、私から送っているものやLINEなどもほとんど頭に入っておらず、息子はあまり会話も覚えていません。
自分を主張する勇気に欠けてしまって、状況を改善する気力に乏しい時に。
スターオブベツレヘム
トラウマ、心の傷へのレメディー。
留学を断念したこと、あれだけ頑張ろうと思ったのにやる気がなくなってしまったこと、家族に心配と迷惑をかけていると感じること、また不登校になってしまったこと…。
息子の中でたくさん傷ついていること、あります。
”この世の試練や妨げに悩まされずに、心の平穏さを保つことは偉業。”
そんなメッセージを思うと、心が揺れること、乱されること自体が悪いのではないのですよね。
慰めを一時的に拒否しているような気持ちすら、このレメディーは癒してくれます。
オーク
これが意外だったレメディー。
これは、疲れていてもがむしゃらに働き続ける人へのレメディー。
頑張り続けた人が限界を受け入れられるように心を休めるレメディーなのです。
休学している状況の今、これを選ぶことがとても意外だったの。
すでにゆっくり休んでいるように思えていたから。
でも、これまで頑張り続けてきた気持ちを考えると「しばらく休んだらいいよ」っていうメッセージをレメディーから感じたのかな。
学校は休んでいるけど、ロンドンで塾に行こうとしているし「このままじゃいけない」って思ってる気持ちはどこかで自分を焦らせているでしょうし。
そして、先週日本で香川県の栗林公園に行ったとき、息子が撮っていた写真があって。
オークの木。
日本語では樫の木、ですね。
本人はこれがオークだとはわからずに撮っているのですが。
他にも色んな樹があったのですが、これが気になったそうです。
このレメディーを息子が選んだ時、この写真を思い出したのは私。
「オークの写真、日本で撮ってるよね。このレメディー、あなた今も選んでるんだよ。」
「あ、そっかぁ。なんか、これが今は必要みたいなんだよ。」
オークの「もう頑張ったから、少し休んだらいいよ。何事も限界はあるんだよ。」っていうエネルギーを、こういうところからも、息子は感じているんだなと思い、そう伝えました。
通信制の学校も、今は本当に色々とあるのですね。
親である大人の方が追い付いていないこと、たくさんあります。
鳴門の渦潮を見に行った時。
満潮の時間を逃してしまって、次の干潮まで4時間くらいあったの。
私と息子は、潮の流れが変わるのが面白かったし、それから2時間くらいずっと海を眺めて過ごしました。
まだいても良かったなと思うのだけど、みんなお腹すいちゃって。
それでも渦潮をいくつか見ることができたので、鳴門を後にしました。
京都に帰ってから母にこういわれました。
「渦潮を見に行った時、あの子の感覚は、やっぱりあんたしか理解できひんと思ったわ。
父親でも、妹でも、祖父母でもない、あんたしかわかってやれんとつくづく思った。
周りに何を言われても、あんたしかあの子を本当にサポートしてやることはできん。
なんでそう思うか聞かれたらうまく言えんけど、あの時間のふたりを見てたらそう思ったんよ。」
わが子だけど、理解できない感覚や世界があって。
でも、子供からすると、自分には理解できない親、理解してくれない親ということでもあるのでしょう。
子供の言い分をどこまで汲み取って受け入れるか、私の挑戦のように思えることもあります。
好き勝手やっていいわけではないので。
夫からすれば、「ただ甘やかしている」と思っているのも感じていますから。
でもやはり、今は見守るしかないのかなと思っています。
しばらくはこの7本で、様子をみていきます。
大人も子供も、それぞれの立場で苦しむこと、嬉しいこと、色々ですね。
いつもありがとうございます☆彡