タロット

「占い師」と聞いただけで。

今日もご訪問ありがとうございます☪

占い師ってなんで怪しい職業の様に受け取られるんだろう。
家族にも、「占いのお仕事やってるの」ってなんとなく言いにくい人も多いのでは。
そして、「 占い 」って、どうしても未来予知を期待されちゃうのですね。
だから特殊能力みたいに思われるのかな。
水晶とにらめっこしながら、「ミエマス、ミエマス…あなたの未来…」みたいな。

「 ガチで当たる 」「 ヒクほど当たる 」「 本当に当たる占い 」
これって、占いの業界が占いを広めるためにつくった謳い文句、ですよね。
だから、「当たる」前提ありきでお客さんも占いを考えてる。

ロンドンで仲良くなった人にも、カードリーディングをしてることを話す流れになる時があります。
すでにそのことを知ってる人がその話しを他の人にし始めたり。
ブログのことは話しません。
他の人から聞かれたのではない限りは自分からは話さないようにしています。
だってね、第一声が必ず

「え?占いやってるの?じゃぁ、ちょっと見てもらおうかな」って言われます。
「ちょっと」ってなぁに?って私は思います。

こっちは全然「ちょっと」みるつもりはなくて。
なんのおさわりを話してもらおうと思ってるのでしょうか。
もし、お友達が美容師さんだと知ったら「 あ、じゃぁ、ちょっと髪切ってみて♪ 」とは言いませんよね。
ちゃんとお店に行ってカットしてもらって支払いするでしょ?
なんで占い師は「 ちょっとみて♪ 」ってなるんですかね…。
でも、「 怖い結果が出ると嫌だから、やっぱりやめておこうかな 」となる。
なんで、嫌な結果だけを伝えると思われてるのかな。
で、怖い結果ってなんだろうって思う。

しかも私は霊視できるわけではないので、あくまでもカードのメッセージをお届けするんです。
でもね、占い師って聞いただけで、私の言葉も意味ありげに取られてしまう。
占い師ですって言ってるわけじゃないんですけどね、タロットやる人=占い師なんですよね。
もちろん、純粋にカードのことに興味を持って聞いてきてくれる人もいますけどね。

先日、参観日であるご夫婦を見かけました。
お母様は知っていたけど、初めて見るご主人様。
がっしりされていて、逞しくて気持ちが若く感じられました。
そしたらちょうど、その日にそのママから別件でメールが来たので、そのことを最後に書いて返信したのです。

素敵なご主人様ね、と書きました。
そして、最後にこう書きました。
「 ご主人様の事、お好きなんでしょうね(*´艸`) 」っていうようなことを。

私は褒めている気持ちで書いたのだけど。

でも、彼女は驚いたようで。
自分は旦那さんに惚れてない、ということを言いたかったようです。

「 何をみてるのかしら?それとも、予知? 」

こんな感じの返事が来たんです。
私は何もみてないし、予知なんてとんでもない。
あ~、余計な一言を書いてしまったんだなって思いました。
予知だなんてそんなつもりないし、深い意味があったわけじゃないのと書いて、なんとなく謝りました。
どこみてるの?私は惚れてなんかないわ、あなたの見当違いねということだけがクローズアップされた返事で。
そんな風に受け取られるとは全く思わず、かなり動揺しました。
次に会った時にどんな顔で挨拶すればいいかわからなくなりました。

私がそういうことをすると知って、「つきこさんの占い、当たるの?」と、面白半分にからかわれるのも、つまらないですね。
タロットは、「気づき」のツールだと思っていますが、まだまだそういう捉え方は少ないのでしょうか。
例えば、ご本人がこれは今問題だと思ってることでカードを展開して、でもカードからするとそんなに悪くないよって出てる。
主観で判断すれば、その時点で、「違います、当たってません」ということになりますよね。

そうじゃなくて、どうしてあなたには問題に感じられるのか、実際はどこに焦点を当ててるのか、本当の問題はなんなのか。
色んなことを紐解くためのヒントをカードはくれるのではないかと思っています。

リーディングする側も、質問者の反応を見て、「この人は大変って言ってるから、私の読み方が違うのかも」っていうことになり、そうするとカードのメッセージからどんどん離れて質問者に沿った解釈になっていく。
でも、そんなことしてたら落ち着くところに収まらないはず。
で、自信をなくす。

質問者にどう思われるかではなくて、カードが何と言ってるか。
これは、スザンヌにも最初に言われたことです。
「 この言葉を伝えて、質問者がどうリアクションするかは問題じゃないから。
カードがなんて言ってるか、純粋に受け取ればいいのよ。 」

それでも、最終カードがある以上、どうしても未来予知の含みはあって。
でも、普通の会話で霊視とかないし。
誰かをそんな目で見てないし。

霊的な体験はいくつかあるけれど、それでリーディングしているのではありません。
占いの敷居が低くなってるのは、より多くの人に占いをしてもらえるし、そこで自分を見つめ直すきっかけになるならいいことなんだけど、勘違いも多いなと感じます。
「 自分で決められないからお願いしたのに 」とか、違いますよね。
能力としてはっきりした霊視はできませんが、カードとつながってることは感じることが時々あります。

一番そういうのを感じたのは、先日大アルカナをシャッフルしていて、「 1枚ないよ 」と思った時。
誰かの声がきこえたわけではなく、シャッフルしながら自分で「 あ、1枚ないな 」とはっきり思ったのです。
そして、確かめようと数えたら、実際に1枚なかったのです。
カードのメッセージをもらうことができたんだなと嬉しく思いました。
そういうのは、日頃からのカードとの繋がりがあるから受け取れる感覚だと思っています。

そして、78枚ある中からそのカードが出る理由が必ずあるのですよね。
その感覚は大事にして、リーディングしていきたいと思っています。
私はこういうスタンスですが、それでもよければ、どうぞお話ししにいらしてくださいね。

「 当て物 」だから占いは胡散臭い、ではなくて、そう思ってる人にも受け入れてもらえる「 カードの世界 」ができるといいなと思います。

私は、カードやレメディーの世界が大好きだから。
私自身がタロットで経験した、とっても好きなお話し。

⇒実在したワンドのクイーン。

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この仕事をしていることを知られないほうがいいのかなと思うのは残念だけど、そんな風に思った出来事でした。
皆さんのテンション、ちょっと下げちゃってたらごめんなさい。
我慢してたんだけど、どうにも切なくなってしまった~。

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お詫びにならないけど、週末のおやつ。
お嬢さんのリクエスト。
ブルーベリーマフィン。
今日はヨーグルトがなかったので、いつもと違うレシピで。

いつもよりも外がカリカリです( *´艸`)

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いつもありがとうございます☆彡

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