破談もあり得る?2度の”恋人たち逆位置”が伝えること。
今日もご訪問頂きありがとうございます。
THE LOVERS逆位置の意味
彼との結婚式を秋に控えた女性のお話し。
結婚式場を決めたのに、「やっぱりそこはちょっとやめよう」といいだした彼。
どうも、彼のご両親がその場所に反対している様子。
彼女にすれば、彼のご両親の態度や言葉、意識がとても納得できないことが多くて。
「これからどうすればいいんでしょう?」ということでした。
セッション前の大アルカナ1枚引きのテーマカードはこちら。
THE LOVERS(逆位置)
「それ、ご両親がどうというよりも、彼とのコミュニケーションの問題みたいよ。」
「え?そこですか?」
まずはこのカードを出してから、全体のリーディングを。
彼女の潜在意識に出たのが、こちら。
THE LOVERS(逆位置)
2度の登場です。
彼と話してるって思ってるかもしれないけど、潜在意識ではちゃんと話せてないって思ってるみたいよ。
「やっぱりそうかぁ…。ちゃんと話せてないかも、というのは思ってます。
遠慮したり、気を遣ってると思ってます。」
彼のカードを見ると、とにかくあれこれ言われる現実から逃げたそうです。
そこを見つめたり向き合う余裕がない。
彼のご両親が結構うるさいので、それならそっちの言うことを聞いてる方が楽だと思って流されている様子。
彼女にしたら、急に彼が意見を変えてきたように思っていたのですが、カードからは、彼は、あれこれ言われすぎて自分で決められなくなっているようでした。
どっちつかずでどっちにもいい顔してる。
彼女にはクイーンやキングがでるのに、彼にはペイジばかり。
精神的な未熟さを感じさせるカードです。
「彼のカード全体をみていると、なんか、ご両親が言うことをそのままただ貴女に伝えて投げてるだけのようなイメージですけど。
うちの親はこう言ってたよ、君に伝えたよ。
だから後はちょっと考えてね、みたいな感じ。」
「そうなんです!伝書鳩みたいな状態なんです!」
なるほど、伝書鳩。
言わなくてもいいこと、彼女が聞いてしまったら余計にこじれてしまうようなことも全て伝えてくる彼。
ご両親の意見の中で、彼女に言うことと言わなくていいことすら判断がついていません。
間に挟まって大変だとは思いますが…。
彼女としては、あまり自分の言い分をあれこれ言うのもと思って彼に話すことを控えめにしたり、会話が少なくなっていたようです。
でも、これからもこういう場面って出てくると思います。
お話しをきいていると、お相手のご両親の言うことをきいて近くの式場にしても、他のことでまた何か言われることもあるように思いました。
その都度、うるさい方をたてていたら…。
結婚は二人だけの問題ではないから色々あるけれど、二人の意識がある程度同じ方を向いていないと難しいことも出てきます。
彼女は破談になるかもという心配もおありでしたが、カードの大アルカナは10枚中恋人の逆位置1枚だけ。
ものすごい転換期にいたり、これから大きく変わるような出方ではありませんでした。
ただ、キーカードが「彼自身」なのです。
だから、彼の成長が必要な時期。
結婚式の場所ってね、女性には憧れの場所やシーンがあるものです。
そういうことにお金をかけることやこだわることに対しても、人それぞれの思いがあります。
きちんとしたい女性もいれば、そこはいいから生活に回したい女性もいます。
今回の彼女は、そこで挙式したい!っていう場所があるんです。
だから、そこは簡単には譲れないわよね。
まずは、2度も出た恋人の逆位置のコミュニケーションへのメッセージをしっかり受け取ること。
アドバイスカードも、あきらめるようなことではなく、彼女の気持ちをしっかり持つこと。
そして、どちらかというと彼をリードするくらいの気持ちが必要そうなものでした。
実際に彼は年下なんだそうです。
そして、何より大事なのはどうしてこの恋人たちのカードが出るかです。
彼女は、彼とやっていきたいと思ってるから。
これが、一番大切なこと。
ただ、あまりその話をすると彼が折れてしまうんじゃないかという気持ちもあって、思うようなコミュニケーションをとれていませんでしたね。
なんとなく時間が過ぎていってるだけ。
これから、周りが色々と意見してくることもあるでしょう、そうでなくても、二人の意見が合わないことも出てくるでしょう。
その時、ふたりはどういう話し合い方をするのか。
そもそもお互いはどういう考え方をしているのか。
お互いに黙ってしまってコミュニケーションをとらないのは、ほとぼりが冷めるまで時間が必要なだけで何も状況も関係も進展していません。
それに、時間が経っても、話さなければ決まらないこともありますしね。
もう夫婦だったら、関係が進展することは別に大切なことではなくなってしまうのかもですが…。
夫婦でいて、子供もいて、生活もあって、会話がなくても成り立つ関係といえばそうかもしれません。
寂しいことだけどね。
もし、あなたの意識にこのカードの逆位置が出たら、あなたは本当はコミュニケーションとれてないことをさみしく思ってるってこと。
そこから、話し合おうとするか、お別れのようにやっぱり実際に距離をおくことにするか、判断は色々です。
恋人たちの逆位置は、別にすぐに”ラブラブ”になろうよ、ということではなくて。
でも、最初は出会った男女はみんなコミュニケーションをしっかりとっていたということを思い出してほしいんですよね。
恋人とも、配偶者とも話してたはず。
できてたこと、思い出してってことです。
ご感想をいただきました。
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久しぶりにつきこさんと話せて嬉しかったです!
彼の親とのことで悩んでたのに、本当に解決しなきゃいけないのは彼とのことだったのか!!!と
そっちなのか!!
と気付かされました。
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こちらこそ、ご依頼をありがとうございました^^
婚約期間って、夫婦でいることのプチシュミレーション、ですね。
まずは先に入籍される予定のおふたり。
しっかりコミュニケーションをとって、正位置になった状態で入籍できますように。
私がリーディングで使っているカード達はこちらです
動画の概要欄でもその時のリーディングに使っているデッキは記載していますが、こちらでも一部、ご紹介です。
私が持っているものをすべてアマゾンで扱っているわけではないので、ここにないものも使っています。
動画で見て気になるカードデッキがありましたら、どうぞおたずねくださいね。